学習活動の節目に、本校では様々な行事を設けています。行事を通じて、仲間と助け合ったり、共有できる楽しい経験をしたりすることは、将来の自信につながるとともに、小学校の楽しい思い出として、一生の宝物となることでしょう。
カントリーステイ
和歌山南紀熊野地域の「大好き日置川の会」の協力を得て、5年生約100名が20数グループに分かれ、農家、普通の民家など、その土地で暮らす人々の家に宿泊。収穫した野菜でご飯をつくり、味噌の仕込みを行い、梅ジュースや梅ジャムをつくり、裸足で田んぼに入るなどして、3日間にわたって田舎暮らしを体験しました。
修学旅行
平和教育・地方の暮らしなどを勉強して旅立ちます。「本物を自らの目でみる」のです。まさに旅を体験します。
新大阪より新幹線で出発
平和記念公園・原爆資料館見学など
ヤングアメリカンズ
本校では、児童の創造性と自主性を育成するため高学年児童(4・5年生)の身体表現活動科(A活動)をカリキュラム変更し、「ヤングアメリカンズ」という団体が行っている特別学習活動「アウトリーチ」を導入しました。アメリカの若者約50人が6月15日(月)から17日(水)の3日間小学校を訪れ、児童とともに歌やダンスのショーを共に作り上げ、上演する教育活動です。これは、伝統ある我が小学校の温かみのある良さを残しつつ、他の小学校にはない特色をこれからも導入し、より良い四條畷学園小学校にしていきたいとの願いから実現に至りました。
HEART GLOBAL
ヤングアメリカンズの教育プログラムを作り上げてきたメンバーが新たに設立した表現教育団体です。音楽を通して世界中につながりを築き、次世代を育んでいくことをミッションに掲げています。学校や地域に音楽出張授業を行う「ミュージック・アウトリーチ」や、オンラインによる表現教育プログラム「GLOBAL E-WORKSHOP」など、さまざまなプログラムを実施しています。
4,5年生が、ヤングアメリカンズに替わるオンライン版のワークショップに参加しました。各家庭からZoomで参加し、できたダンスやメッセージを送信しました。そして、2週間後に完成作品を見ました。3人の感想です。
・自分はみんなの前で踊ったりするのが恥ずかしくてできなかったけれど、みんなで一緒に踊って、笑顔で楽しいと思いました。(男子)
・私の家では、普段、めったに外国の人には会えません。なので、いろいろな国の人に会えて、とてもうれしかったです。特に驚いたのが、カナダの人。初めて見て、何かとても身近な感じがしました。(女子)
・人前でダンスや歌を元気よく見せられる。勉強にもなり、楽しい行事でもありました。本当に楽しかったです。「楽しかった」だけじゃ物足りないくらいです。手話や歌にダンス、どれもが音楽で、大切だと気付きました。(女子)
自然学校
場所を滋賀県の近江八幡国民休暇村に移し、2学年合同で縦割り班を組織して活動を行います。合同で宿舎に泊まり、グループごとに協力して課題を解決し、グループの結束を深めていくプロジェクトアドベンチャー(PA)とよばれるプログラムを体験します。目の前に広がる琵琶湖を利用した体験も行います。
臨海学校
6年生の臨海学校は、2泊3日、京都府京丹後市網野町夕日ヶ浦温泉浜詰海岸で実施しました。ここは日本の夕日百選にも選ばれ、白浜青松の全長8kmのロングビーチです。岸から50mぐらいまでの遠浅の海で、子どもたちも思う存分、海を楽しみ泳ぎました。
ハーベストステイ(5年)
5年生は、春に和歌山県の日置川に2泊3日の日程でカントリーステイに出かけ、農家に民泊させてもらいながら、田植えや味噌作りなど、さまざまな「田舎ならでは」の体験をします。それに加えて、令和4年度から夏の終わりに日置川を再び訪れ、農家の方々と再会する1泊2日の行事を実施します。活動の中心は稲刈りです。
オーストラリア生活体験旅行
オーストラリア・ブリスベンでのホームスティです。滞在中は、現地での学校生活も体験します。一家庭に児童一人のホームスティです。片言の英語で、小学校の大きな思い出をつくります。ホストファミリーとの心のふれあい。オーストラリアの小学校での、共通する興味を持つ小学生との交流。暖かい町の人たちとの出会い。
オーストラリアでのこういった有形無形の体験が、子どもたちに「この人たちと英語で話せたら、もっと気持ちが通じあえるはずだ。英語を勉強したい、そしてもっと仲良くなりたい。」という気持ちを抱かせるようになります。英語の世界へ自分から飛び込んでいこうとする人になって欲しい。そんな願いを形にする一つの方法として、この「オーストラリア生活体験旅行」を学校行事に取り入れています。
スキー教室
子どもたちにより大きな自信や成長を培うために・・・小学校ではさまざまな宿泊体験を行っています。3・4年生の林間学校、5・6年生の臨海学校、6年生の修学旅行やスキー教室などです。好奇心旺盛なこの時期の子どもたちが、自分の五感を駆使し、いろいろな宿泊体験を積み重ねていく中で、目標に向かっての達成感、お互いを認め合っていく連帯感などを学ぶことができます。また、初めての体験で上手くできないことが、工夫やねばりという気持ちを芽生えさせ、子どもたちにより大きな自信や成長を培います。そのような機会を、私たちは暖かく見守りながら与えたいという思いから、この宿泊研修を体験してもらっています。